- 生涯独身の偉人10選をご紹介!
- 一生独身であることのメリット&デメリットまとめ
結婚には一度でも憧れたことがあるけれど、これまでに結婚することはなかった。
この生活を気に入っているし、このまま独身でいたい気もする。
だけど、結婚しなきゃいけないような気もする。…と結婚に対して悩みを抱えている独身女性は多いものです。
では結婚せずに一生独身であることは悪いことなのでしょうか?
そのことについて、メリットとデメリットを見ていきましょう。また、生涯独身を貫いた偉人女性にも触れていきます。
生涯独身を貫いた偉人女性10選
女性が結婚せずに生涯を独身で過ごすのは、現代だけではありません。
この世界で大きなことを成し遂げた女性たちの中にも、結婚をせずに独身を貫いた方たちがいるのです。
そのような方はいったいどのように生きていたのでしょうか?
さっそく名前とどのようなことをした偉人なのかを確認していきましょう。
もしかしたら、「まさかこの人が独身だったの!?」なんて驚かれる方がいるかもしれません。
ココ・シャネル
女性であれば誰もが憧れるシャネルを確立させたココ・シャネルは、生涯独身でした。
しかし、恋愛をしていなかったというわけではありません。
結婚したいと思える相手とは2回も出会うことができたのですが、不幸にもその相手は2人とも結婚する前に亡くなってしまいます。
そのため、女性のファッションの世界をより拡大させることができたのでしょう。
ココ・シャネルは、孤児院からのスタートを全く感じさせない人生を歩んでいきました。
もしも、結婚してたとしても彼女の芯の強さによって、シャネルというブランドは今とは変わりなく成長していたでしょう。
ジャンヌ・ダルク
女性でありながら、フランスの軍人として活躍していました。
戦うときには男装をし、あたかも男性のように振舞っていたといいます。男性に混じって戦うことのできる強さと、そして天使の声を聞くことが出来る特別な能力を持っていました。
ある日、大天使ミカエルなどを見たときには号泣してしまったそうです。そんな純真な心を持っているジャンヌ・ダルクでしたが、天使の声に耳を貸しすぎることから危険視されていきました。
人々のために何かをしようとしたのに、彼女は最終的に処刑されてしまいます。軍人として働いていたため、気になる男性はいたのでしょうか?
もしもいたとしてもアピールするなんてことは出来なかったはずです。軍人として生き、そして守った人たちから裏切りにあったのです。
マザー・テレサ
マザー・テレサは、多くの貧困者や病人に対して愛を届けました。
その功績は彼女の存在を知らない人にも伝わり、彼女の名言はたくさん残っていますね。多くの人に癒しをもたらし、そして生きる力をくれた人でした。
このような優しい心の持ち主であるにもかかわらず、結婚しなかったのは結婚よりも貧困者を救うことが使命だと感じていたからです。
最後の最後まで、マザー・テレサは自分の使命を全うしました。その影響は数多くの国の人々に伝わり、現在でも彼女の言葉や行動は活きています。
彼女が残した言葉の中には、世界を救うにはまずは身近な人から救いましょうというものがあります。誰かのために尽くして命をまっとうするには、結婚なんて必要ないのです。
エリザベス1世
エリザベス一世は女性でありながらも国を統治した、実力派の王女です。
本来なら国を治めるために男性の力を借りるものですが、彼女は男性の力を借りる必要はないと考えていました。現代の女性の特徴でもある”自立した女性”だったのでしょう。
また、彼女には求婚者が後を絶えず、なんと50歳になるまで求婚されていたとのことです。いずれの場合もお断りをしていました。
その気持ちの裏には、男性には頼らないという気持ちと結婚を約束した男性の死のトラウマがあります。もしも結婚していたら、その悲しみを紛らわすことができたかもしれません。
しかし、エリザベス1世はそのような弱さを持たず、自分の心の声にきちんと向き合っている人だったのです。なんだかとてもカッコイイ女性だと思いませんか?
卑弥呼
卑弥呼は、日本史を習った方であればその名を必ず知っていますよね。
女性として邪馬台国を統治していた、実力派です。エリザベス1世と似ていますね。卑弥呼は男性説もありますが、ここでは女性としてみていきます。
占いによって国の方針を決め、国を統治する。現代では女性の力が強くなってきているものの、やはりどこかに男尊女卑を感じるシステムになってますね。
邪馬台国の時代にもそのような傾向はあったはずです。そうだというのに、卑弥呼はおびえずにしっかりと国を統治するという使命を葉たらしたのです。
寿命が短かったこともあるでしょうが、卑弥呼も生涯独身を貫いたと魏志倭人伝に記載されています。
ナイチンゲール
ナイチンゲールは、看護システムを変えた偉大なる女性です。
ナイチンゲールが看護婦になる前までは、看護婦というのはいわば売春婦と同じような存在だったといわれています。しかし、それでは治療にもなにもなりません。
そこでナイチンゲールは、看護婦の立場の改革を行なったのです。その効果はあり、今でも”看護婦”としての立場は確固たるものになっています。
また、彼女は「結婚するのはバカらしいこと」とし、女性が結婚をするという考え自体がおかしいと発言しました。それは、もしかしたらあなたも感じているかもしれません。
女性は家に入り、男性が外で働くなどという考え自体がおかしいと感じるのもおかしくありません。なぜならば、それは明治時代に国によって作られた家族の形なのですから。
そうすれば、資本主義は発展するという仕組みになっているのです。ナイチンゲールは早くから、そのようなことを見抜いていたのですね。
津田梅子
東京都の津田塾大学創設者として知られています。
彼女は、幼い頃から留学をしていました。そして、日本に女子英学塾を創設し、塾長に就任しました。
それからは教育学に力をいれ、生徒たちがどうすれば勉強が出来るようになるかを研究していたといわれていますね。
そんな津田梅子さんは、生涯独身を貫きました。留学経験もあるため、きっとモテていたのでしょう。
しかし、彼女は教育学に力を入れるために結婚はしませんでした。たしかに結婚してしまったら、家庭に入らなければならず思った活動をすることができないです。64歳の時に脳出血で亡くなりました。
武田松姫
あまり聞きなれない名前かもしれません。
戦国時代に活躍した武田信玄の娘になります。彼女は、織田家のいいなずけでした。しかし、その婚約は破綻となり、彼女は武田家の3人の子供を育てることになります。
機織でお金を稼いで生計をたて、そして寺子屋まで創設したのです。これぞ武田信玄の血をついでいるといえるのでしょうか…。
その強い志があるからこそ、勉学を教えることができたのでしょう。現在の信松院の開祖ともいわれています。自分のすべき使命を果たすためには、結婚は必要なかったのですね。
大祝鶴姫
武田松姫に続いて、あまり聞きなれない名前です。
大祝鶴姫は、戦国時代のジャンヌ・ダルクといわれています。なぜかといいますと、ジャンヌ・ダルクと同じように男性に混じって戦闘をしていたからです。
日本の歴史を学んでいると、戦に出て行くのは男性だけであるように感じてしまいます。しかし、実は女性も戦闘に繰り出していたんですね。
そんな大祝鶴姫は、戦によって恋人を失ってしまいます。そして、その恋人のあとを追うように亡くなったといいます。
好きな人はいたけれど、結ばれることなく国のために働いた人生だったのです。
ヘレン・ケラー
ヘレン・ケラーは盲ろう者で、障害者の福祉や教育の発展へ関与しました。
自分自身が感じているからこそ、それで悩んでいる人の気持ちを分かることが出来たのです。そんな素晴らしい功績を残した彼女には、婚約をするほどに愛していた男性がいました。
しかし、両親に反対されその婚約は破棄になり、結果的に別れることになってしまいます。結婚したくてもできなかったから、そのまま独身を貫くことになったヘレン・ケラーもいるんですね。
生涯独身でいるメリット
これまでに見てきた偉人10人から考えて、一生独身しないことのメリットは「使命を果たすことができる」「集中できる」ということでしょう。
結婚してしまえば自然に家事を行なわなければなりません。
そうなってしまえば、今やりかけていることが中途半端になってしまったり、
本当にやりたいと思っていることを達成することができなくなってしまうのです。
そのため、自由な時間を自分の好きなように使えることが大きなメリットだといえます。
生涯独身でいるデメリット
生涯独身でいるデメリットは、これまでに恋愛した相手の存在を引きずってしまうことでしょう。
偉人10人のなかには出てきませんでしたが、老後に独りで暮らすことになってしまうこともあげられます。
今ではなんとも思わないかもしれませんが、それはとても寂しいことなのですよ。
最後に
今回は、生涯独身だった女性の偉人10人の功績などから、結婚しないことのメリット・デメリットを確認しました。
あなたは偉人たちを知ってどのように思われたのでしょうか?もしかしたら、「私と似てる!」と共感することがあったかもしれませんね。
どのような場合であれ、彼女たちから結婚観について学んでみましょう。あなたの結婚に対する考え方が少し変わるかもしれません。
生涯独身生活に関する内容については、コチラのブログ記事もチェックしてみてください。
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