- 妊娠できる?40代で卵子凍結した場合の妊娠率は?
- 高齢出産で成功した有名人年齢順ランキングバスト3
- 40代でも妊娠・出産を成功させる方法&不妊治療方法
”卵子凍結”という言葉を、皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
晩婚が進む現代、この卵子凍結で備える女性も増えていますね。
しかし40代という、いわゆる超高齢出産の年齢では、卵子凍結で妊娠する確率はあるのでしょうか。
また、何歳まで妊娠はできるものなのか気になるところです。
今回は、そんな疑問についてお話ししたいと思います。
妊娠できる?40代で卵子凍結した場合の妊娠率は?
卵子凍結とは?
最近よく耳にする”卵子凍結”の言葉ですが、正式に日本で認められたのは2013年です。
2013年に日本生殖医学会が、晩婚化により健康な未婚女性が将来に備えて卵子を凍結保存するという事を認め、ガイドラインを決定したことにより、卵子の凍結保存という言葉は広まり注目が集まるようになりました。
この卵子凍結ですが、基本的には39歳までの女性を対象としたものであり、39歳までに卵子を凍結できれば50歳の誕生日まで基本的に保存使用は可能です。
しかし、病院によっては45歳までとするところもあります。
また気になる費用ですが、年齢や採取する卵子の数によっても変わりますが、平均50万前後が相場と言われています。
卵子凍結した場合の妊娠率
では、卵子を凍結すれば必ず妊娠する事ができるのでしょうか。
実は、未受精卵解凍後の卵子生存の確率については、まだデータが少なく賛否両論である事が現状です。
また、状況によっても変わるので一概には言えませんが、解凍後の卵子の生存率は40~70パーセントと言われています。
これは年齢関係なく、平均のパーセンテージです。
では、更にこれを年齢別でみていきましょう。
例えば、卵子解凍後に卵子が生存し受精する時、その受精卵が良好と判断された場合の1個あたりの妊娠率は、30歳以下で35パーセント、34歳までで30パーセント、39歳までで20パーセントと随分下がってきます。
さらに、40代に入るとその妊娠率は15パーセント以下といわれており、30歳以下の半分となってしまいます。
高齢出産で成功した有名人年齢順ランキングベスト3
1.坂上みき(53歳で出産)
ラジオのパーソナリティでも有名な、坂上みきさんは超高齢出産にもかかわらず、元気な子供を出産したことでも有名です。
坂上みきさんは、47歳で35歳のニュージーランド人と結婚し、その6年後に第一子を出産しました。
この時、坂上さんは53歳という妊娠出産ではその確率がほとんど少ないとされる年齢で、見事子宝に恵まれたのです。
もちろん、スムーズな妊娠という訳ではなく6年間の不妊治療を経て、海外にて体外受精というかたちで妊娠し出産を成功させたのです。
2.田中美佐子(43歳で出産)
田中美佐子さんは演技派の素敵な女優さんですが、TAKE2の深沢邦之さんと結婚をし話題を呼びました。
そんな田中さんが結婚したのは、35歳の時で深沢さんよりも7歳年上でした。
それから、7年後の43歳で無事元気な第一子を主産しました。
田中さんも、坂譲さん同様結婚して7年間のうちに不妊治療を通して出産したと言われています。
3.相田翔子(41歳で出産)
WINKで一斉風靡した、相田翔子さんはいくつになっても可愛い女性で、バラエティでも活躍していますね。
そんな相田さんは、年齢を感じさせないイメージですが実は41歳で第一子を出産している列記とした超高齢出産のメンバーです。
相田さんも、結婚から4年目の妊娠・出産でったので不妊治療をしたかどうかまでは不明ですが、それでも40代で無事子宝に恵まれた一人です。
40代でも妊娠・出産を成功させる方法&不妊治療方法
自然妊娠の確率を上げる方法
さて、卵子凍結などを通し40代でも高齢出産している例はたくさんありますが、まずは自然妊娠の確率を上げる事ができると良いですよね。
この自然妊娠ですが、若い頃には80パーセントの妊娠率があるとすると、40代前半で30パーセント、40代後半では5パーセントにまで下がると言われています。
そんな中、自分で自然妊娠の為にできる事は4つあります。
1つ目は、生活習慣を整え妊娠しやすい食事を心がける事です。
例えば、妊娠に欠かせない葉酸やカリウムを多く含んだ食材を意識して摂取し、肥満も妊娠しにくくなる原因ですので甘いものを取り過ぎない、また喫煙飲酒なども妊娠を望んでいる人は避けたい習慣です。
2つ目は、ストレスレスな生活を心がける事です。
なぜなら、女性は仕事やプライベートのストレスがすぐに体調に現れ、整理が不順になります。
そうすると、排卵が乱れ妊娠の確率も当然下がりますよね。
そして3つ目は、定期的かつ継続的なな夫婦生活です。
回数が多ければ良いという訳ではありませんが、コンスタントに妊活を行わなければ妊娠率は当然下がってしまいます。
特に、結婚数年目という夫婦は、セックス自体が減っている夫婦も多くここは2人でもっとも協力していきたいポイントです。
そして4つ目は適度な運動です。
運動は、身体を温める効果がありますよね。
この身体が温まるという状態は、血液の流れが活発になっている状態で、妊娠しやすい環境と言えるのです。
このようなごく当たり前の事を、当たり前に行う事が意外と難しいのです。
不妊治療で妊娠する方法
このようにしても、年齢的に自然妊娠が難しい場合もあります。
その時は、迷わず治療を受けてみる事をオススメします。
なぜなら40代での妊娠を希望する女性にとって、1日1日はとても大事なものだからです。
要するに、迷ってる間に妊娠率がどんどん下がるという事ですね。
だからこそ、早めの受診を行い適切な方法を知ることが大切です。
先程の卵子凍結もその一つですが、他にも方法があります。
まず、一般的に病院には基礎体温のデータを持参しましょう。
そこで、夫婦生活や生理の周期などについて問診を受け、その後に、血液検査、卵管造影検査、経膣超音波検査、感染症検査を行い、原因を見つけていきます。
ここで、はっきりとした原因がわかり改善する事で、妊娠の確率は上がるのです。
例えば、きちんと排卵がされていない場合は、排卵誘発剤などを用いて排卵日を合わせ、夫婦生活を行ったりして改善する方法もあります。
また、人工受精とよばれ採精した精子を選別し、子宮内に管を使って直接注入する方法もあります。
さらに、このような方法でも難しいと判断された場合は、体外受精を行う事もできます。
体外受精はその名の通り、子宮から長い針を卵巣に刺して卵胞(卵子)を取り出し、そこに精子を受精させ受精卵になったものを子宮内に戻す方法です。
このように、それぞれの状況に合わせ適切な方法で妊娠を促す必要がある為、まずはカウンセリングだけでも受けてみる事をオススメします。
さいごに
しかし、実際に40代~50代になっても妊娠した女性は有名人に限らずたくさんいます。
このようなケースは、妊娠を希望している女性にとってはとても嬉しい情報ですね。
だからこそ、諦めず続ける事が妊娠という結果に繋がると言えるのです。