- もしかして?こんな症状はミッドライフクライシス
- ミッドライフクライシスならカウンセリングがオススメ?
- ミッドライフクライシスによる離婚決断のボーダーラインとは?
最近、夫・妻の様子がなにかおかしいと感じているそこのあなた!
実はそれ、”ミッドライフクライシス”の症状ではありませんか。
今回は、そんなミッドライフクライシスの具体的な症状やカウンセリングについて、更にはミッドライフクライシスによる離婚についてなど詳しくご紹介したいと思います。
もしかして?こんな症状はミッドライフクライシス
過激な健康志向になる
ミッドライフクライシスの症状として、代表的なのは若さへの執着心が強くなる事です。
そもそもミッドライフクライシスは、40代から徐々に出てくる症状と言われています。
また、その症状は様々でなかなか自分やパートナーがミッドライフクライシスである事を実感しにくいと言われています。
そんな40代とは、身体にも衰えを感じ始める変化の大きい年代です。
女性であれば、化粧ノリが一気に悪くなり肌にハリが無くなり、自分が女性としての魅力が減少しているように感じます。。
男性においては、体力や性的な能力の衰えを感じ、男女共に40代という人生の折り返し地点を迎え、”このまま老いてしまうのか”という事を真剣に考えるようになるのです。
そうなると過度な健康志向が始まり、毎日ジムに通い身体を鍛えたり、ベジタリアンなど食事の徹底をしたり、一日のルーティーンを健康の為に費やすようになるのです。
浮気・異性関係が盛んになる
ミッドライフクライシスを最も撤回できる証としては、異性関係において充実する事であると言われています。
なぜなら、”いくつになっても恋愛ができる自分”である事は、若い頃は当たり前でも中年になればそれが”まだまだ自分はいける”という自信に繋がるからです。
また、長年連れ添っていたパートナーが急に嫌になってしまうのも、ミッドライフクライシスのよくあるパターンです。
だからこそ、今まで真面目で会社と家の往復をしてきた夫が、急に人づきあいが良くなり朝まで飲む機会が増えたり、携帯を毎日肩身離さず握っている場合などは、ミッドライフクライシスによる浮気の可能性が高いのです。
ミッドライフクライシスならカウンセリングがオススメ?
カウンセリングとは?
海外では、日常的にカウンセリングを行う事は珍しい事ではありません。
むしろ、夫婦喧嘩が増えたり価値観が合わない場合など、カウンセリングを通して解決します。
しかし日本ではまだまだ”カウンセリング”と聞くと、大げさな印象を持ってしまいますよね。
一方で、カウンセリングには心を整え解決に導く効果があり、ミッドライフクライシスのように心の変化による症状には特に効果的と言われています。
また、ミッドライフクライシスのように”このままで良いのか”といったある意味不安や悩みを、自分の中だけで抱える事でそれがより深刻化していく事が多いのです。
だからこそ、パートナーがなんとなくミッドライフクライシスであると感じたら、迷わず一緒にカウンセリングにいく事が大切です。
傾聴される安堵感
では、カウンセリングはどのように行われるのでしょうか。
まず、日本で行われているカウンセリングのほとんどが、”傾聴型”と呼ばれまず話をしっかりと傾聴し共感し認める事から始まります。
さらに、本人と同じ目線で共感をしていくうちに、その原因を見つけるサポートをしていくのです。
もちろん、傾聴や共感であれば友人でもできますが、カウンセリングは主に日本臨床心理士認定協会の臨床心理士など専門知識を持ったカウンセラーが行うので、傾聴され自身でもわからない問題点や解決策を導き出してもらえる安堵感はとても大きく、ミッドライフクライシスの症状を緩和すると言われています。
このようなカウンセリングを通し、自身の内面を整理していくうちに、”自分の人生はやっぱり間違っていなかったんだ”と自分自身で納得できるようになる
事が一番の解決策なのです。
この”自分で納得する”という事が何よりも大切な事であり、その手助けをしてくれるのがカウンセリングなのです。
ミッドライフクライシスによる離婚決断のボーダーラインとは?
ミッドライフクライシスの症状は、人によって様々です。
そして鬱や更年期と同じく、周りの家族が愛情を持って支え寄り添う事で解決する場合があります。
その時、大切な事は絶対に否定しない事です。
なぜなら、感情が敏感になっている時期に自分を否定されると、誰しも心を閉ざしてしまうからです。
だからこそ、仮に間違っている事を言っていてもまずは相手の話を聴き受け入れ、相手を尊重する姿勢を取りましょう。
もちろん、先程も言いましたがミッドライフクライシスには様々な症状があり、健康にストイックになる程度であれば見守る事もできますが、浮気や転職、移住など生活が一変するような症状であると、穏やかな感情ではいられない事も多いですよね。
それでもまずは話し合い、相手の意見を受け止めると同時に、自分が相手にどうしてもらえると良いかを落ち着いて話し合ってみましょう。
その中で、譲り合える部分が少しでも見つかった場合は、まだ離婚を選択する時期ではないといえるでしょう。
特に、ミッドライフクライシスの状態では、本人も周りも突然大きな決断をすることが最も危険です。
だからこそ、冷静になり否定的ではなく二人で解決できる事を探すイメージを持ちましょう。
その中で、パートナーがどうしても強い希望を持ちそれでなければ”自分らしくいられない”という信念があるのであれば、離婚という事も視野に入れる必要があるのかもしれませんね。
なぜなら、パートナーもそうですが、自分自身も相手が我慢して一緒にいると思うと、幸せな老後は望めないからです。
しかし、双方にとって大きな決断となるので、慎重に進める事が大切です。
さいごに
また、人生に関わる大きな決断のタイミングともなりえるので、まずはカウンセリングなどを上手く利用し解決する事がベストです。
その上で、お互いがどうしても歩み寄れない場合は、別の人生を選択することは、間違っている事ではないといえるでしょう。