・中高年が婚活トラブルになりやすい6パターン
・トラブルにならない為に注意するべきポイントは?
最近は若い世代よりも、”第二の人生を有意義に過ごしたい”や”老後を真剣に考えてい”と婚活に励む中高年は年々増えてきていると言われています。
しかし、利用者が増えれば増えるほど、トラブルも増えるものです。
中でも中高年ならではのトラブルも多く、今回はそんなトラブルがなぜ起きてしまうのか、また注意すべきポイントについて考えてみたいと思います。
中高年が婚活トラブルになりやすい6パターン
1.必ず出会えると期待しクレームになる
どんな婚活でも、必ずしも出会えるとは限りません。
インターネット世代の男女であれば、婚活サイトや相談所などにお金を払って登録しても、必ずしも出会えるとは限らない事をきちんとわかって登録をしていますが、中高年世代では”お金を払ったのであれば何かしらの報酬があるものだ”
と思っている人も多く、なかなかベストな人に会えなかったりするとそれが不満となり、クレームを起こしてしまうケースがあるのです。
2.失礼なトークをしてしまう
中高年であっても、女性は”女性”として扱われたいという気持ちに変わりはなく、それは男性も同じです。
しかし、つい会話のながれで「もう若くないんだから」と言ってしまったり、外見の衰えについて冗談交じりに言ってしまった事が、相手を大きく傷付け大きなトラブルとなってしまうケースがあるのです。
3.財産目的
トラブル相談でも上位に上がるのが、この財産目的によるトラブルです。
中高年ともなれば、それなりに貯えや地位がある人も多く婚活に参加しています。
ここで現実的な話をすれば、中高年の婚活の大きなポイントは”将来の安定性”だということです。
だからこそ、フィーリングや見た目も大事ですが、そういった老後に向けての安定に対し、お互いがメリットになるかという事はシビアな問題です。
だからこそ、金銭的部分にも注目したいと考えるのは当然ですが、そういった雰囲気や発言を”財産目的だ”と感じ、トラブルとする人も多いのです。
しかし、実際にそういう人もいるので、その見極めが難しい事がトラブルを増やす原因とも言えるのでしょう。
4.契約内容の相違
婚活サイトにしても相談所にしても、それぞれの規約というものを最初に交わし合意のもとで、スタートします。
しかし、そういった規約をきちんと理解しないまま契約や登録をしてしまう事はよくある話です。
特に中高年になると細かい事は苦手になりやすく、確認をしないまま契約をしている人もいます。
その結果、紹介のスタイルや対応の仕方、料金などに対し後々「思っていたのとは違う」とトラブルになることが多いのです。
5.家族の反対
結婚は、当事者だけが良くても上手くいきません。
確かに婚活は、基本的には本人同士の問題ですが、中高年であれば遺産相続や老後の問題から相手の家族から反対を受けてしまうケースが多く、婚活で知り合ったのに、正式に入籍をすることが出来ず事実婚というかたちをとらざるを得ないという、思わぬトラブルもあるのです。
6.ストーカーになりやすい
ストーカーになってしまう人に年齢層は関係ないのですが、中高年はとくにストーカーになりやすい要素をもっています。
なぜなら、中高年の方があれこれと選ぶのではなく”早く落ち着きたい”という気持ちが働きやすく、そういった意味でも運命を感じた相手に出会うと、先走ってしまい過度なアプローチをしてしまいがちです。
また、最近の若い男女は諦めも早くそのぶんアグレッシブさに欠けるのですが、中高年は割とポジティブでチャレンジ精神旺盛な人が多く、それが行き過ぎてしまうと、ストーカーと思われトラブルとなることもあるのです。
トラブルにならない為に注意するべきポイントは?
システムをしっかりと理解・確認して利用する
利用先のシステムについて、きちんと理解していないままスタートし、トラブルになってしまえば婚活どころではなくなってしまいます。
だからこそ、”友達が良いと言っていたから”といって、安易に選ぶのではなく、自分でしっかり調べて必要であれば問い合わせをし、納得した上で利用する事を心がけましょう。
特に、利用料金に関わるシステムや、退会時の関わるシステム、また、成立時にもお金が掛かるところもあれば、掛からないところもあります。
きちんと確認し、スムーズに婚活できるようにすることも出会いを早める秘訣です。
マナーを守る
マナーというのは、それぞれの価値観で大きく変わってくるものです。
中高年の婚活マナーと言えば、やはり中高年である事を意識させる言葉を安易に使わない事もマナーの一つです。
自分にとってはなんてことない言葉や態度でも、そうでない人もいるので、使う言葉などには特に気を付けましょう。
また、過度なアプローチもマナーがないと言えますよね。
これは、年齢関係なく必要な事ですが、自分の事だけでなく相手の状況やペースを尊重する事が、婚活を成功させる秘訣です。
現実的な目線を持ちすぎない
トラブル理由の中でも出てきましたが、中高年の婚活には特に将来の安定性がポイントとなると思います。
そして、その安定性の内容も男女でちがってきます。
女性は生活の安定性を、男性は身の回りの安定性を、それぞれ相手に求めがちです。
これは当然の事なのですが、こういったことを気にし過ぎると相手にもそれが伝わり「財産もくてきなのか」や「家政婦代わりなの」と、相手を不快にしトラブルを起こしてしまう原因となるのです。
だからこそ、あまり現実的な目線を持ちすぎるのはよくありません。
任せきりにしない
まずは、自分で行動するという意識を再度持つ事です。
婚活サイトや結婚相談所などに登録したり、何かしら料金が発生するコミュニティーを使い婚活をしている人の中には、”お金を払ったのだからサポートしてもらうのが当たり前”だと考え、出会えなかったら運営側やスタッフにクレームを言ったりトラブルとなるひともいます。
しかし、人との出会いはどれだけサポート側が頑張っても、お互いのフィーリングが合わなければ成立しないので、最終的には自分の力に掛かっているものが大きいのです。
もちろん、サポートがあるので最大限にそれを活かし、上手くいっている人もたくさんいますが、皆自分自身も頑張った結果故の事です。
そういった意識を持って臨むことが、トラブルを防止する事にも、良い出会いを引き寄せる事にもなるのです。
また、一人一人が意識することが出来れば、トラブルは減り婚活が上手いきやすくなることにも繋がります。
だからこ、こういったポイントをきちんと把握し、婚活をすることをおススメします。